毛髪が出来るまで
髪のためには頭皮が重要!
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髪の毛が出来るまでを、今度は発生段階からたどってみましょう。
髪の素、つまり原料は、アミノ酸やミネラル分です。
これらは食物から直接摂取されたり体内で生成されたりして、体の中の血管内をめぐっています。
頭部に来た血液は毛細血管を通って毛乳頭に運ばれます。
毛乳頭では血液の中から髪の素となるアミノ酸やミネラル分、そして細胞分裂のエネルギーとなるビタミンその他の栄養素を受け取ります。
この毛乳頭は、髪の毛製造工場の資材調達と製造管理を一手に引き受けています。
そこから今度は毛母という「髪の毛製造機」に原料を流し込みます。
毛母では活発な細胞分裂によってどんどん毛母細胞が作られていきます。
またここにはメラノサイトという色素製造部門もあり、メラニンという色素を毛母細胞に注入する作業も行なっています。
しかしこの段階の出来たてほやほやの髪の毛は、ちょうど高温の鉄のようにドロドロの状態です。
この状態の毛髪に含まれるアミノ酸を調べると、L-システィンが主で、これは毛髪以外の他の皮膚組織と同じものです。
次に出来たての髪は、ケラチン生成帯で化学変化を起こします。
L-システィンは酸化し、L-シスチンというアミノ酸に変わります。
L-シスチンとは爪のように皮膚が硬化したときに作られるアミノ酸で、髪もこの段階で硬化作業を行なっているのです。
これでいよいよ髪の毛という製品の完成です。
硬くなった髪はどんどん皮膚表面に押し上げられ、髪の毛としての役目を果たします。
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