着脱不可の増毛施術
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ここで言う着脱不可というのは、自分で装着できない、つまり業者にやってもらうという方法の増毛法です。
これらの方法は、人工毛を自毛または頭皮に直接着けるという形をとります。
ですから、まず自毛がある程度ないとできません。
ところで、自分の髪は伸びます。
そのままでは長くとも一カ月程度しかもたないことになります。
つまり、定期的に業者に通わなければなりません。
自然さという面ではもっともすぐれています。
日々の負担感は少なく、他の方法にくらべ楽です。
施術の方法は一通りではない この方法は業者によってさまざまなタイプがあります。
分類の仕方としては、自毛や頭皮にどういう形で着けるか、つまりくくり着けるか、接着剤で着けるか、それ以外の方法かで分かれます。
また、人工毛を一本ずつ着けるか、束で着けるか、線で着けるか、面で着けるかにより分かれます。
(1)一本ずつ着ける
自毛の根元に人工毛をくくり着ける、あるいは接着する方法と、直接皮膚に接着する、あるいは皮膚内に植え込む方法があります。
前者のほうは当然自毛がないとできませんから、比較的軽度の薄毛の場合に限られます。
後者は毛のまったくない場合でも不可能ではありません。
前者については、接着剤の強度の問題もあって、くくり着ける方法が主にとられています。
後者の接着剤による皮膚への接着は比較的最近開発された方法ですが、接着剤の安全性などの問題があります。
人によってはかぶれたり、頭皮に悪影響があると思われます。
耐久性としては数週間と言われています。
頭皮に植え込むのは植毛といわれる方法で、頭皮への定着具合により数カ月から数年間もつといわれています。
(2)束で着ける
同じ着けるのなら一本より束で着けたほうが手っとり早いだろうと開発された方法で、これも自毛にくくり着ける方法と頭皮に接着する方法があります。
一本式とくらべると、時間的にも早く施術できます。
二本から六本程度の束を一本の自毛にくくり着けます。
(3)線または面で着ける
この方法は、等間隔に人工毛を付けた透明の糸を自毛数本にくくり着けるか、頭皮に接着します。
糸が一本の場合は線、格子状になっている場合が面ということになります。
一本ごとに自毛に結び着けるパターン(1)や(2)の方法では増毛できないほど脱毛の進んだ人に使う方法です。
格子状のものは前述のネットと同じような形になりますが、着脱可能のネットと異なる点は、数本の糸で自毛に固定するため、水泳や洗髪も可能という点です。
ただし、固定直後は安心ですが、一カ月もたてば自毛が数ミリ伸びますので、そのぶんのズレが生じます。こんなときの水泳や洗髪は危険です。
つまり面積が広くなるほど、こまめに調整しなければならなくなるため、業者に通う手間や維持がたいへんだということです。
以上が着脱不可の増毛施術ですが、もう一度、長所と短所をまとめておきましょう。
長所としては、
ほぼ完全に増毛していることを隠しながら、日常の生活や人間関係が保てること。
スポーツ、水泳、入浴、洗髪も行なえるということ。
これらはカツラにくらべると画期的なことです。
ただし、扱いが悪いと毛が脱落しますので、自毛とまったく同様ともいかないでしょう。
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