ハゲの相談
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今までにあったに関する様々な相談の中から、主だった悩みの内容をご紹介します。
頭髪の悩みとひとくちにいっても、たいへん幅広く、いくつかの観点から分類できます。
もっともオーソドックスな分類法は、症状による分類です。
医学的に見た場合、大別すると、次の三つに分かれます。
・若年性脱毛症(若ハゲ)
・老人性脱毛症(老化による脱毛)
・円形脱毛症
さらに原因別に、たとえば男性ホルモン型脱毛、脂漏性脱毛、ストレス性脱毛、びまん性脱毛、栄養障害型脱毛などと分類されることがありますが、多くの方は複合的な原因によってハゲますから、あまり細かい分類は意味がないと思われます。
最近の増えているハゲの症状は若年性脱毛で、その中心は中学生から初老までの男性でした。
驚くべきことに、脱毛で悩む女性(男性型の若ハゲ)も意外に多く、二十代から四十代の女性の方に顕著に見られます。
次に円形脱毛症も多く、この場合は女性が中心で、小学生から四十代です。
円形脱毛症の方の場合、ほとんどが皮膚科で診察を受け、育毛剤やホルモン系の薬剤をつけておられますが、悪性になるとあまり効果のない場合が多いようです。
一方、育毛や増毛の方法から悩みを分類することができます。
まず養毛剤やシャンプーの問題、次にカツラや増毛施術や植毛などの種類、内容、料金、長所短所などに関する問題です。
すでにいくつか試された方も多く、トラブルが非常に多いようです。
症状が悪化した例や金銭トラブルが少なくありませんでした。
次に悩みの程度の大きさや状態から分類すると、ハゲの症状そのものはそれほどひどくないのに、とても悩みの大きい人、つまり心の病気にまでエスカレートしている方が多いというのが実態です。
ハゲのために登校(出社)拒否になったり、人間関係を悪化させたり、そういう人が相当います。
なかには、自殺まで考えたという深刻な状態にある方もいます。
ハゲの症状や治療法に関する相談
まず最初にさまざまな症状に関するご相談を紹介します。
ここでは、できるだけたくさんの悩みを紹介したいので、いわゆる若ハゲ以外の症状(円形脱毛など)についても腎上げます。
なぜこんな若くハゲだすの?・・・・ケース1
現在高校三年ですが、ここ恵ど脱毛が激しく、前方が急激に後退し始め心配しています。
父方のほうは明らかにハゲの家系ですので、自分もという不安がなかったわけではありませんが、父も祖父も三十代頃からハゲだしたということだったので、なぜ自分だけこんなに早くという気持です(若年性脱毛症・一八歳男性の例)。
若ハゲというと二十代後半ぐらいからとお思いの方が多いようですが、明らかに低年齢化が進んでいます。
中学生や高校生からハゲ始めるケースは決して少なくありません。
症状を聞くと、最初フケ症状がありその後頭皮が脂っぼくなる、脂漏性の典型的な若ハゲ症状です。
進行も早く、まだ思春期ということで悩みも深刻です。
生活状況を詳しく聞くと、受験勉強、校内でのストレス、睡眠不足、偏食、貧血など、心身ともアンバランスな状態にあるようです。
家系的にハゲ体質をもっている人がそういうアンバランスな状態になると脱毛はさらに進みます。
フケが多いというのが最初の危険信号と考えられます。
早いうちにやはり手を打つことが大切でしょう。
頭皮のケアだけでなく、心理的ケアも必要だと思います。
脂っぽい頭皮、抜け毛が止まらない……ケース2
四年生大学を卒業し、社会人になってから脱毛が始まりました。
最初は髪に腰がなくなってきたなという感じだったんですが、そのうち頭がとても脂っぽいことに気がつきました。
毎日シャンプーするのですが、シャンプーするたびに大量に抜けるので恐いです。
頭頂部が相当薄くなってきたので一刻も早く治したいのですが(増えている女性の脱毛・二四歳の女性)。
ふつう女性の場合「円形脱毛」が多いのですが、この方は男性型の脱毛の症状のようです。
女性でも脱毛で悩んでいらっしゃる方は多く、男性以上に深刻です。
特に最近は男性型の脱毛が多く、女性の社会進出と比例しているような気がします。
女性が男性と同等の仕事をするようになったことで、男性と同等かそれ以上のストレスを感じる日々を送っています。
激しいストレスが栄養やホルモンのバランスを崩し、頭髪に影響しているのではないかと考えられます。
また、親がハゲの家系の場合は、女性だからといってまったく安心とは言えません。
思春期から脱毛、ホルモン注射に不安……ケース3
二十代前半の娘が、思春期、ちょうど生理が始まった頃から脱毛し始めました。
ずっと皮膚科に通っていますが、あまり効果はありません。
ホルモンの検査では、異常ないとのことでしたが、通院のたびにホルモン注射をしています。
女性ですし、将来の結婚、出産を考えると、これほど長期にわたって注射し続けて問題がないのか心配です。
注射をしても現実に髪は生えてきませんし、気分は悪くなるようです。
本人の性格は明るくそれほど気にしてはいないようですが、やはりボーイフレンドも出来ず、将来が不安です (母親から相談)。
女性にも脱毛が増えています。
女性の場合、男性より原因が複雑のようです。
男性の場合は、大半が若ハゲ(男性型脱毛)です。
一方、女性の場合は円形脱毛、男性型脱毛のほか、ホルモン不全や病気による脱毛などさまざまなタイプがあります。
これらの治療に副腎皮質ホルモンや男性ホルモン、女性ホルモンなどの性ホルモンも使われます。
そして、たしかにこれらは副作用ももっています。
自分の体を医者まかせにせず、どんな薬が使われているのか、それらがどのような作用をするのか、十分な説明を求め、自分でも調べることが大切です。
まだ小二なのに脱毛を繰り返す……ケース4
長女は三人兄弟の末っ子ですが、一年生のときいわゆる十円ハゲになりました。
近くの皮膚科に通い、しばらくしていったんは治りました。
しかし一年ほどたって再発し、今度は二カ所がハゲました。
再び皮膚科に通っていますが、こんなことを繰り返すのではないかと考えると不安でなりません(小児の円形脱毛・小学二年の女子・母親から相談)。
10歳以下の幼児、小児で脱毛するケースも多いのです。
いわゆる円形脱毛ですが、いくつも頭全体に広がったり、完全に頭全体の脱毛になるケースもあります。
ただ、相当ひどい場合でも一年くらいで大半は治るようです。
しかし繰り返すこともあり、油断できません。
確固たる治療法はなく、皮膚科では養毛クリームやホルモンの注射をするようですが、効果より副作用があるのではないかと不安がっているのが患者やその親たちの実態です。
子どもの円形脱毛の場合、アトピー性皮膚炎との合併が多く、アレルギー体質の改善が重要だと思われます。
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